STRUCTURE 構造

住まいは命を守るもの。地震に強い免震マンション

長い歴史の中で多くの震災を経験してきた日本。住まいづくりにおいて、地震対策は避けて通れない重要なテーマです。「どうすれば地震から家族や財産を守れるのか」。私たちが導き出した答えは、地盤の揺れを直接、建物へ伝えない「免震」という技術でした。《ナイスアーバン大井南プロムナード》では、地震の揺れを低減することで様々な被害も少なくする「免震構造」を採用しました。すでに「免震構造」のマンションは、国内外の地震で安全性の高さが証明されています。その優れた安全性がもたらす安心感は、暮らしのゆとりです。

安心の住まいづくりは構造から見えない部分へのこだわりと工夫

アンボイド工法

コンクリートスラブ(天井・床)の中に、ピアノ線状のPC鋼材が通してあり、一方が固定されていて、もう片方を、ギターの弦を張るようにぐっと引っ張り緊張させます。そうすることによって、スラブを持ち上げる力が作用し、スラブを支える小梁が少なくなるため、自由な平面設計が可能となると同時に、開放感のある居住空間を実現することができます。

外壁・戸境壁構造

外壁は150㎜、戸境壁は200㎜のコンクリート厚を確保。外壁の内側には15㎜の断熱材と9.5㎜のプラスターボードの張り合わせを施し、遮音性を高めています。

断熱処理

結露とは建物内と外部の温度差から窓ガラスの内側などに水滴が発生する状態をいいます。この水滴が壁や天井などに発生するとほこりを吸い込んで黒ずんだりカビが発生する原因にもなります。当物件では建物をくるむように断熱処理を実施。断熱性に優れた発泡ウレタン(断熱材)を外気に面した壁面に、また外部環境の影響を受けやすい最上階では屋根に断熱処理を施しています。冷暖房の効率を良くするとともに、カビの原因となる結露が起こりにくい設計になっています。

さや管ヘッダー構造

給水・給湯管はさや管ヘッダー工法により、水回りの耐久性、機能性、安全性を高めました。さや管ヘッダー工法とは、チューブ(さや管)の中に樹脂管を施し、ヘッダー部と給水・給湯栓以外での接続箇所をなくして配管するシステムです。これにより給水・給湯量が安定し、また、メンテナンスに於いても容易です。

かぶりの厚さ

アルカリ性のコンクリートは年月がたつにつれ空気、(排気ガス)や酸性雨の影響で「中性化」という現象を起こします。これにより、やがては鉄筋が酸化し、錆びてしまい本来の強度が失われてしまいます。それを防ぐためには、鉄筋を覆うコンクリートの厚さをより厚くすることで鉄筋コンクリートの寿命を長くすることができます。

二重サッシ/防音サッシ

当物件は、防音対策として窓に二重サッシ(廊下側居室と一部妻側の住戸の居室)を採用しています。

拡底アースドリル工法

免震構造がもつ性能をしっかりと活かすために、基礎工事には、先端についた特殊ドリル(アースドリル)で掘削を行い、支持層内で先端支持部分の杭径を拡大した杭を使用して支持力を得る安定性の高い「拡底アースドリル工法」を採用しました。

集合管継手

住戸内の横引排水管と堅管がスムーズに合流する集合管継手を採用しました。さらに、最下階住戸の排水管系統は、独立配管とし、上層階の排水の影響を受けにくくるす工夫をしました。

※上記の内容は分譲当時のパンフレット内容を基に掲載しております。掲載している画像、素材などの情報は分譲当時、竣工時に作成、撮影したものになります。

※分譲当時のパンフレット内容には、一部、CG画像が含まれています。
また、CG画像の立地・外観イメージは図面をもとに描き起こし、外観完成予想図に現地周辺を表現したイメージイラストを合成したものを含みます。